ツールの読み込みとファイル処理は別の通信です
ページを開くとHTML、JavaScript、CSS、画像などのサイト資源を取得します。Word・PowerPoint・Excel→PDFではLibreOffice WebAssemblyとデータ資源もダウンロードします。
一方、現在の主要な処理フローには、選択した画像・PDF・文書の内容を変換目的でサーバーへPOSTする処理はありません。ファイル内容はブラウザ内で読み取られます。
- サイト資源やWebAssemblyのダウンロードは発生します。
- 主要変換フローは専用のファイルアップロードAPIを使いません。
- 広告・解析スクリプトの通信はファイル処理とは別です。
画像ツールはブラウザのCanvasを使います
画像を選ぶとファイル形式とサイズを確認し、createImageBitmapでデコードします。変換・圧縮・リサイズはCanvasへ描画し、JPG・PNG・WebPとして再エンコードします。
JPG出力では透明部分を白で合成します。JPGとWebPの品質値はブラウザのエンコーダーに渡されるため、ブラウザのバージョンや画像内容によって結果サイズが少し変わることがあります。
PDFは作業内容によって処理方法が異なります
結合・ページ抽出・並べ替えなどはpdf-libでページを読み、新しいPDFを構成します。表示やページ描画が必要な処理ではPDF.jsを使います。
PDF圧縮はページを画像として再構成するため、選択可能な文字やリンク、ベクター要素が画像化される場合があります。重要な原本は別に保管してください。
Office→PDFはブラウザ版LibreOfficeを実行します
Word、PowerPoint、Excelの変換は文書をサーバーへ送る代わりにブラウザで動くLibreOfficeエンジンを使います。初回はWebAssemblyとデータファイルの取得で準備に時間がかかることがあります。
エンジンファイルはサイトの静的資源であり、ユーザーの文書ではありません。選択した文書はブラウザ内でArrayBufferとして読み込まれます。
アカウントやサーバー履歴にファイルを保存しません
Tooldamにはファイル作業履歴を保存するユーザーアカウントやサーバーデータベースがありません。通常、選択したファイルと結果はブラウザメモリ上にあり、再読み込みやタブを閉じると再選択が必要です。
Office変換のsessionStorageはエンジン起動時の再読み込み制御にのみ使い、文書内容は保存しません。
開発者ツールで確認する方法
ブラウザのNetworkタブを開き、ファイルを選択して処理を実行すると通信を確認できます。アップロード型サービスではファイルサイズに近いPOST/PUTが見えることがありますが、Tooldamのローカル処理ではファイル内容を送信するリクエストは発生しないはずです。
- Chrome/Edge: F12 → Network → Preserve logを有効化。
- Tooldamでファイルを選び処理を実行。
- Fetch/XHRと転送サイズを確認。
- Office変換ではwasm/dataの静的ダウンロードが見える場合があります。
ローカル処理には端末依存の制限があります
サーバー計算を使わないため、速度や扱えるファイルサイズはブラウザ、メモリ、CPUに左右されます。高解像度画像、長いPDF、大きなOffice文書はメモリを多く使います。
各ツールのファイル数上限や処理方法は、それぞれのツールページで確認できます。圧縮・変換の実測例はテスト結果ページにまとめています。